8月2日?5日、グルッポRS最大のイベント、スーパーラウンドラリーが行われました。
早いもので終わってから一週間が過ぎようとしています。
今年は30回目を迎える周年にあたり、通常よりも一日多い日程の4泊5日でラリーが開催されました。
毎年待ち遠しいスーパーラウンドラリー、始まるとそのエキサイティングでスリリングな時間はあっという間に終わってしまい、現実の世界に戻ってからしばらく気の抜けたような毎日を送ってしまいます。
撮影した膨大な量の写真と動画を編集しながらあれこれ思い出し、ラリー中にあった色々な出来事をリポートしていきたいと思います。
全ての面白さや興奮、感動を伝える事は到底不可能ではありますが、少しでもそれが伝わればいいと思います。
8月1日
グズグズと梅雨に戻ったような天気が続いておりました。
整備が全く間に合わなかった私は、仕事を抜け出してバイクの整備とラリーの準備、
それが一段楽した頃、予報通りパラパラと雨が降って来ました。
遠方よりの前泊隊は栃木県の道の駅喜連川に近い宿を目指して、
ほとんどの参加者が雨具を装着して自宅を出発した事と思います。
8月2日
午前2時過ぎ、久々に地震警報が鳴り、前泊隊にはその警報が1時間早い目覚ましとなった模様です。
午前3時30分、道の駅喜連川近くの宿にて、生憎まだ小雨が降り続いていましたが、徐々に快方に向かっていました。
スタート場所は2年ぶりとなった栃木県道の駅喜連川
午前4時、辺りはまだ真っ暗です。
暗い時間に集まり空が白み始める頃に競技がスタートします。
湿気があり、やや肌寒く感じる空気の中スタートまでバイクを確認したり、ルートのチェックをしたり、
スタートまでなんともいえない緊張がピークに達します。
初日一区間目の先行オフィシャルのバイク達。
今年から先行オフィシャルのミスコースやバイクトラブルによるゲーム不成立を回避する為にオフィシャルを3名にしました。
バイクの参加条件はそれなりにあるのですが、年式や排気量によってポイントの加点減点があるので、
どんなバイクで参加するかは参加者の意思に委ねられます。
初参加の多くの方は排気量も大きく、年式も新しい、ある意味リスクの少ないバイクで参加しますが、
色々な事に影響を受けるのでしょう、次年度からは旧式で排気量の小さなバイクにシフトしてくる方が少なくありません。
オリエンテーションの後、午前4時45分、先攻オフィシャルスタートで競技が始まりました。
夜が明ける頃には完全に雨が上がりました。
懸念していた台風も逸れていき、私は集合場所に向かった時のみ、その後雨具を着用する事はありませんでした。
1日目は7区間に分けられ、移動距離は約500キロ。
初日は最も移動距離が長くキツイ1日となります。
複雑なコースは近年ナビの進化によって、その機能の恩恵を受ける参加者がほとんどとなりました。
ナビの装着、非装着はポイントに影響が出るので、それぞれの参加者の考え方に任されます。
ナビを装着する事によりミスコースが回避され、昔のようにミスコースを恐れて固まって走る現象がほぼ無くなりました。
しかしながらナビの設定を間違ったり、操作に慣れていないと思わぬ落とし穴に、、、。
喜連川をスタートして、ナビに指示されるがままに思わぬ方向へ走って行ったCB72。
バイクの調子もイマイチだったようで、オーバーフローによるガス欠等、色々な要因が重なってしまったようです。
72はしばらく本体と合流出来ませんでした。
喜連川に向かう道中に何度も給油のチャンスがあったにも関わらず、それをパスしてしまった為1区のチェックポイントあと僅かというところでガス欠に、、、。
今回は何度も給油で痛い目にあいました。
先行オフィシャルのG藤さん、今年もタンクトップは準備済みです。
今回実質的には一番非力なバイクになるのではないでしょうか?そんなことない?
イベントでは常に上位に食い込むS藤さんとドカティモンツアジュニア
ちょこちょこマイナートラブルを抱えるバイクはあるようですが、
大きなトラブルもなく昼食場所、新潟県桑川駅に到着。
ここまでの移動が4区間で約250キロでした。
昼食を挟んで午前中のトランポと午後のトランポが交代です。
トランポ当番交代後5区からの出走となったシルバーショットガン450が、この後まもなくしてバイクの不調で区間を走り終える事なく再度トランポに積載。
不調の原因をすぐに特定することができず、まさかの展開で初日競技不参加になります。
CB250RSは参加車両の中では比較的新しい車両になります、今では貴重なオプションフル装備です。
全7区間約580キロを走って、秋田県の宿泊所に到着。
ヘビーな1日でした。
No2に続く
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