2019春の市区町村ナンバーラリー  その1

今回のレポートは昨年2019年6月に開催されたRALLY U-125の模様を
2回に分けて送ります。

2019年6月7日~9日、毎年2泊3日の日程で行われる市区町村ナンバーラリーが開催。
18名が参加しました。

2000年11月14日初めて開催された市区町村ツーリングは、単発で何度か開催され、
より遠くへ、より楽しいを求め、日帰りツーリングから宿泊ツーリングとなって恒例化。
さらにツーリングから競技へと昇華し、今年で20周年を迎えます。

競技と言うと途端に敷居の高いイメージになりますが、ツーリングにちょっとしたゲーム要素が加わったものなので、
現場は和気あいあいと、言葉からくる敷居の高さは微塵も感じられません。
理屈ではない面白さは、イベントへのリピート率からもうかがえます。

春の市区町村ラリーは4月に行われるスプリングラン後に案内が始まります。
ラリー参加者は毎年この時期を心待ちにし、、競技本番までラリーの準備を始めます。
そしてこの準備期間こそラリー参加への醍醐味とも言えます。

さて今回は競技区間が13区間設定され、2泊3日の総走行距離は約550キロ。
アップダウンの激しい山岳地帯がメインとなるコースは、バイクにはそれなりのパワーが要求され、無難に125㏄のチョイスとなるところ。

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今となっては立派な旧車と言えるHONDA CBX125、数年前の市区町村ラリーでは、まるでCBX125のオーナーズミーティングかと思われるほど多かった時もありましたが、ここ数年は現行の原付も魅力的なラインナップとなりチョイスの幅が広がりました。
ホントに色々な原付が参加します。
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遂に最新式のバイクへ?U代さんのCB125

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CB125T外観はノーマルですが、速いですよ~~。

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最新式のクロスカブ、ガンガン走りそうな頼もしい一台です。

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最もコンパクトなバイク、よく走ります!

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SRに125があったことご存知ですか??セル付きです!!

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今回は2stバイクが3台参加。

どんなバイクで挑戦するかは参加者の自由で、市区町村ナンバー付き車両であれば、年式も車種も問いません、ただ過去に白ナンバーでのラリー挑戦はないのでどなたか、挑戦してみませんか??

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レポーターのバイクは1979年式のベスパP125。
オークションで購入時既に距離計は4万キロを越えていて、ヒストリーは不明、恐らく乗りっぱなしでエンジンは一度も手が入っていないと思われる個体。
最高速度が60キロ、出ても下りで80キロというレベルなので、かつて所有したHONDA CB50JXの方がはるかに速いです。
入手してからコツコツ手を入れ、なんとなくベスパの癖もつかみまして(ツーストのバイクに乗るのもベスパが初めてだったりする、、、)2018年秋の市区町村ラリーで初出走、続く同じ年のドカティシングルラリーにも参戦し、この時はちゃっかり優勝しちゃってます。

2019年6月7日
ここ数年確実に当たる天気予報によれば、今回は3日目まで雨模様。
曇り空を見上げ自宅をスタート、集合地点の道の駅羽生に近づくと、ポツポツと雨が降り始めました。

道の駅羽生にて、既に皆さん到着していました。
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集まった参加車両をざっと見まわして、私よりも遅そうで壊れそうなバイクがいないか確認しますが、当然いるわけありません。
今回も皆さんに面白ネタを提供する側にまわるのか~と思いながら、すこし不安になります。
しかし、春の市区町村ラリーはトランポが伴走するので、万一トラブルが起きても何とかなるでしょう。

ラリー参加の目的はもちろん上位入賞ですが、グルッポのラリー競技はバイクのスペックが必ずしも優勝を決定づける要素ではないので、あえて非力、かつ色々な意味でプアなバイクで上位入賞を狙うというのも、一つの楽しみ方だったりします。
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雨に備えて雨具を装着。

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老々介護の現場など、、、、。

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1日目のコースは御覧の通り。
あらかじめ決められた先行オフィシャル3台が目的地まで走行します。
その3台が目的地までどれくらいの時間で走ったかを推理しながら、15分後にスタートした競技者たちは同じ区間を走行します。
オフィシャルが走った時間がオフィシャルタイムとなって、そのタイムにどれだけ近いタイムを出せるか?。
シンプルなルールですが、オフィシャルタイムに寄せていくのは簡単では無く、長年の勘と経験、さらにはビギナーズラックに頼るしかありません。

先行オフィシャルがスタートして、いよいよラリー本番です。

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今やバイクにナビ装着も当たり前の時代となりましたが、アナログのルートマップも必携です。
参加者はそれぞれルートマップを工夫して作ります。
マウントがないトリシティは腕にルートマップを取り付けて走っていました。

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道中雨は本降りに、雨具装備などで途中停車。

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スタート地点から35キロ移動の第一チェックポイントのコンビニエンスストアにて。

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早速不調となったホンダSLを載せたトランポが到着、S藤さん助手席でなんだかうれしそうです、、、。

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二区先行オフィシャルがスタート
約50キロ移動して、昼食。
市区町村ラリーはスーパーラウンドに比べて集合時間が比較的遅く、昼食までの区間数も多くありません。
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第二チェックポイントは昼食場所となる食堂。

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バーコードリーダーを使用して区間タイムのデータを採集するため、後の計算が非常に楽になりました。

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群馬県高崎市、いかにも昔からの定食屋さんは外観もさることながら店内も昭和の風情がありました。

まだ始まったばかりのラリーですが、雨の中のツーリング皆さん既にお疲れ気味??美味しい食事で一休みです。

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昼食後スタートまでの時間にSLは再始動を試みますが、エンジンがかかっても吹けません。

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バッテリー電圧も十分のようですが、さて原因は??
長年ラリーにツーリングに参加してきたホンダSL、少しずつモディファイが加えられ、フロントもディスクブレーキ化、正に走るための道具で体の一部の様なバイクです。
結局この日は競技への参加をあきらめ、早々にSLはリタイアとなりました、、、。

さて、定刻と共に競技が再開です。

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昼食後の55キロの移動がなかなかきつかったですが、途中から雨も上がり、SLのリタイア以外はトラブルもなく競技は進みました。

本日最終チェックポイント道の駅北信州やまのうちに無事到着。
宿泊場所の水明館へとフリー走行となりました。

長野県下高井郡ホテル水明館にて
屋根付きの駐車場にバイクを停めて、明日に備えてバイクの整備です。
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さてSLの不調はなんだったのでしょうか?
ポイントカバーを開けると、中から水が!!
とりあえずポイント調整などを行ってなんとか復活、明日は競技へと復活できそうです。

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楽しい夕食を終えて、これまた楽しい宴会と本日の結果発表が行われます。
その2へ続く

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