スプリングランは昭和61年から今までずっと続いてきたイベントで、当時は「旧車仲間を愛する会」としてスタート。
旧車を愛する会ではなく、仲間を愛する会として始まったそうです。その思いは今でも変わりありません。
今回は、1991年開催のスプリングランで登場する方にお話を聞きました。(今回は、1990年開催スプリングランです。)
Q.88年89年頃は峠でレーサーレプリカ(NSR、CBR、TZR、 FZRなど)を乗る人が多かったイメージがあるのですが、当時に旧車と言うとどんな風に見られていたと思いますか?
88年89年当時でも、その時のバイク愛好家が感じている事は現在とあまり変わらないと思います。それは維持、修理が大変だろうな、乗り難いだろうなとかそう言う事です。
それでもお金と体力をかけて走らせているのは、そのバイクが余程好きで、こだわりと憧れのバイクで本人はとても幸せなんでしょうね。 ほとんどのバイク乗り(旧車の)はバイクに目覚めた青春時代に憧れたバイクを「俺もなんとかしたい!」と思っていたのではないでしょうか。
Q.昨年で35回を迎えているスプリングランですが、長く続いている理由はなんだと思いますか?
スプリングランはそんな少年の頃の記憶をちょこっとくすぐるのかも知れません。
また、他にはない「古い年式限定」を頑固に続けて、当日は「かならず走らせる」というイベント形式かと思います。 (長年続くのは)「継続は力なり」ですかね。
Q.ネットがなかった頃、旧車の情報はどうやって手にしていましたか?
ネットがない時代は、やはり「バイク雑誌」が一番で、あとは仲間の口伝え、ツーリング先での出会いで情報を得る。といったところでした。
ちなみに小生がグルッポに参加し始めたのも会社でのバイク仲間からの紹介でした。
それでは、1990年開催のスプリングラン記念誌です。