3日目
競技最終日を迎えた。
早朝から腰上を交換してエンジン始動に漕ぎ着けたCBの試運転に出かける。
やや不安は残るもののなんとか競技に復活出来そうである。
この日は1区目からN藤さんのシルバーショットガンと共に先行オフィシャルとなっていた、絶対に途中で止まりたくない。
競技は朝7時半にスタート
N藤さんの「無理すんなよ!」の言葉に1日目のスタート時と同じ緊張と不安を抱えながらスタートする。
男鹿グランドホテルを出発して県道55号を走っていたが途中で今回初めて?の震災による通行止め区間に遭遇した。
迂回するにも競技区間を逸れる事になるので一旦バイクを止めて後続の競技者が来るのを待つ事にする。
恐らくスタートして間もない事態にほとんどの競技者が「あぁ~やっぱりあのCB止まったわ~」と思ったに違いない。
競技者が集合して迂回路を新たに設定競技再開となるが、G藤さんが待てど暮らせどやってこない。
結局後続のトランポも到着したのでどうやら途中で別のルートを進んだようである。
規定されたルートを外れてもチェックポイント迄何も起こらなければ問題ないが、今回のようにスタートして間もない距離でも想定外な事が起きたりする。
何が起きるかわからない、ラリーの醍醐味である。
競技再開され寒風山の先のチェックポイントを目指した。
この道中、景色、道、本当に最高だった。
この区間がオフィシャルであった事が残念でならない。
途中眺めのいい場所で時間調整。
なんとか無事に1区間を走りきった。
バイクの方は絶好調ではないがとりあえず昼食時にオイル交換を行い、無理をせずとにかく完走して自宅迄帰れるように乗ろうと思ったが、区間賞も取りたいし兎に角道が良いので途中から気にせずエンジンフル回転させてしまった。
昼食場所は久々3年ぶり?秋田県湯沢市の七代養助本店にて稲庭うどんのセットを。
あの時はマーク3がプラグ吹っ飛んじゃって2日目の朝にリタイヤしたっけ、、、、。
早いものです、今年で5回目の挑戦となりました。
昔の画像ひっくり返してみて見ると、皆さんちゃんと5年分若いんですね~。
昼食後ポツポツとにわか雨がやってくる、怪しい雲行きと共になにやら競技車両にも不穏な空気が、
SL90ssが始動困難に、さらにG藤さんのGSXが電装の不調で数メートル先のガソリンスタンドで復旧に向けて奮闘中。
SL90は結局始動できないままトランポに積載されたが、GSXもトランポに積む必要が出てきた。
しかし既にトランポにはこれ以上バイクを積むのは不可能、スタート時刻が迫り少々混乱状態になる。
GSXはスタートギリギリで復旧し午後の競技がスタートした。
バッテリーの充電不良?
この後バイクには大きなトラブルもなく競技が続けられた。
最終区を前に談笑する競技者たち、午後から大気の状態が不安定となって、時折激しい土砂降りに見舞われたりする。
ゲリラ豪雨の様な雨は数メートル先でぴたりと止んだりするので、どのタイミングで雨具を付けるのかが非常に難しい所である。
進む方向を見ると怪しげな雲行きが、雨具を着たまま走るのかここで脱ぐかの、、、?
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