第1回PRE-SUPER ROUND RALLY リポート informationDSC_1617 Twitter Facebook 2024.08.17 2024.08.16 令和6年8月3日(土)~4日(日)の2日間で第1回PRE-SUPER ROUND RALLY(プリスーパーラウンドラリー)が行われました。 現在、6月に5泊6日で行われているスーパーラウンドラリーは全行程を参加すると食事代、宿泊代、参加賞代その他を含めて8万円の費用が掛かっています。長期の休みが取れなかったり、費用が掛かり過ぎと考えている方達に気軽にグルッポのラリー競技の楽しさを実感してもらう事を目的としてこのプリスーパーを企画しました。どうせなら以前行っていた灼熱の8月、前夜祭も楽しいから前泊も、ということで前泊組6名を含めて全7名でプリスーパーラウンドラリーは行われました。 『気軽に参加』とは言ってもそこはグルッポですので真剣です。集合時間も午前4時集合、4時45分フロントオフィシャルスタートとスーパーラウンドラリーと一緒です。8月のスーパーは出発地点の道の駅きつれがわでは百日紅の花が咲いている印象が強いので出発の記念写真を参加賞Tシャツを着て撮りました。 日の出の時間と共にフロントオフィシャルがスタートするのですが、その準備段階で僕の参加車両のハーレーダビッドソンスプリントがこのような状況になってしまいました。キャブのフロートボールがチャンバーに引っかかってガソリンがオーバーフローしていたのを直した直後の出来事でした。今回もトランポがサポートしてくれるのですが、こんな事では乗りたくなかったので押しがけをしてスタートしました。エンジンのかかりが比較的良かったのが幸いでした。 1区は会津田島のセブンイレブンまで。朝早いこともありますが塩原付近はバイクで走っているとチョット寒いくらいでした。ここで各自で朝食を摂るスタイルも本家スーパーラウンドラリーと同じです。 2区はJR只見線只見駅まで。初参加の方にもわかりやすいように国道をメインにしたルートでしたが、車通りが少ないので競技者はフロントオフィシャルより速いタイム続出でした。 3区は道の駅尾瀬街道みしま宿まで。この時間になると気温が高くなり、バイクを停める場所も日陰を選ぶようになってしまいます。 道の駅みしま宿は比較的良く利用するのですがJR只見線の有名撮影ポイントである第一只見川橋梁の近くだということを知りませんでした。インバウンドの観光客の方々が沢山登っていくので僕も行ってみようと思ったのですが、6月のスーパーラウンドラリーの時にキリストの墓を見るのに登った階段が結構キツかったのでためらっていたら、下りて来た方が『頂上までは大変だけど橋が見えるビューポイントまではフューミニッツだよ』と教えてくれたのでせっかくなので登ることにしました。とても良い景色でしたが次の列車がこの橋を渡るのは2時間後くらいだったのでそれを見る楽しみは次回に持ち越すことにしました。下りてきて出発する時に僕は押しがけでエンジンを始動しなければならないことをすっかり忘れていました。 4区は喜多方市街のコンビニまで。当初は1時間の間に各自で昼食という事でしたが、人数も少ないしラリーの時はみんなで昼食を食べるのが楽しいので近くの食堂に聞いてみたら入れてもらえることになりました。 喜多方ラーメンの元祖らしいです。 チャーシュー麵背油多め。喜多方市内は夏らしい暑さでしたが、クーラーを効かせて食べる熱々の名物ラーメンは最高でした。大盛りでも良かったな。 昼食後の5区は裏磐梯の森の中を抜けて桧原湖まで。湖からの風が心地良くて喜多方から30キロ位ですが全然違いました。 6区は磐梯吾妻スカイラインの頂上である浄土平駐車場まで。一文字さんのミニトレはスーパーラウンドラリーでもお馴染みですが、初参加の弱冠20歳のY君のスーパーカブ110も頑張ってスカイラインを登っていました。 浄土平から見える山の斜面の所々から湯気が立ち上っていました。吾妻小富士へ登山されている方の列が山頂までつながっていました。 最終7区は浄土平を下り飯坂温泉を経由して桑折町の宿までの予定でしたが、飯坂温泉でお祭りが行われていてルートが通行止めになっていたためその地点までの競技となり、宿まではフリー走行となりましたが全員無事に宿まで到着することができました。 大きなトラブルもなくラリー競技が進んだので早めに宿に到着でき、ゆっくりお風呂に入ることができました。そしてラリー後のビールで乾杯はラリーの醍醐味の一つですね~~。 夕食の後のお楽しみは結果発表です。今回は参加賞と同じデザインで色をそれぞれ変えて区間賞Tシャツとしました。思っていたよりも出来が良いTシャツもあれば想像していたものと違うものもあり、全てをひっくるめて旅の思い出のTシャツとなりました。 次の日の出発前の写真となっていますが、二次会結果発表の後は当日の出発時間が早かったこともあり早めのお開きとなりました。その分しっかり寝られたので朝風呂を浴びたりバイクの試運転をしたりと2日目の朝はのんびりした時間を過ごすことができました。 2日目が最終日というのが寂しい感じがしますが、解散場所までの3区間はラリー競技を行いそこで総合優勝が決まります。今回はフライングホヌさんがずっとトランポの運転だったので最終日はトランポも競技者にしながら進みました。 無事に3区間の競技を終えて茨城県大子町の昼食場所に到着して、昼食を食べながら結果発表を行いました。 初参加のY君が優勝となりました。最初スーパーカブ110で走ると言った時には走るペースが遅くて進行時間が遅れるだろうと思っていましたが登りでは若干不利なだけで平地や下りは自動二輪と遜色のない走りをしていました。あらゆる意味で(若いっていいなぁ~~)と思った今回のY君の走りでした。 今回の第1回プリスーパーラウンドラリーは準備期間が短かった事もあり不備が多かった反省を踏まえて次回はより多くの方に参加していただけるように努めていきたいと思っています。関心や興味がある方は是非グルッポのラウンドツーリングやその他のイベントに参加していただきその旨を伝えていただければ御連絡させていただきます。第1回PRE-SUPER ROUND RALLY に参加された皆様、お疲れさまでした。ありがとうございました。