2013年 第26回スーパーラウンドラリー その2

2日目
昨年までと違い同じ宿への連泊となる為、朝もややのんびりムードとなるが朝から雲行きが怪しい。
朝飯を済ませて、参加賞Tシャツを着ての記念撮影。
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座ってみたり、つなぎを脱いだり、Tシャツを後ろ前に着てみたりと、記念撮影にもそれなりに準備が必要。

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黄色は初日マイヨジョーヌを獲得したシルバーさん。
CL72で参戦のシルバーさんは絶好調でなんと初日に2個の区間賞をゲットしダントツの1位となった。
Tシャツは参加賞、区間賞、マイヨ、優勝と全部で4色なので、既に3色獲得したシルバーさんにとってはあと1色を獲得できるか?どうかというところ。
本人はもうこれだけ取れたからあとはどーでも良い、というのは本心かどうか定かではないが、、、。

8:45、先行オフィシャルがスタート。
オフィシャルは旅ガラスさんのCB750とDUCATI CONDOR。
この組み合わせは今回参加中最も排気量の大きいバイクと、最も遅いバイクとなる。
排気量の差こそ有るけれど、この2台はその性格も全く逆のバイクだ。
スイス軍が実際に使用していたCONDORは、馬力がせいぜい15馬力しか無く圧縮比が8対1。
350のシングルが約30馬力と言われているのでCONDORは半分くらいのパワーしか無いのである。
さらにCONDORは非常に重たいバイクでトップスピードはせいぜい100キロ、80キロ巡航を続けるのも結構きついバイクだったりする。

宿から県道を戻り国道459、国道121号と着た辺りでパラパラしていた雨が本格的に降ってくることとなった。
県7号に入って間もなくのところで雨具を着ようという事になりバイクを停車。
チェックポイント到着時には完全に雨模様となった。

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第一チェックポイント道の駅磐梯にて。

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二区
県7から64左折磐梯山ゴールドラインとなり、国459右折、剣が峰交差点先磐梯吾妻レークラインへ左折
この区間は延々細かい粒の雨に降られ、さらに霧により視界が悪く景色を楽しむどころではなかった。

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完調になった歌さんのドカティが歯切れの良い音をさせて駆け抜けて行く、

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なんとなくペースが揃い、暫くの間競技者の団子状態が続いた。
視界が悪いため無理をせず、オフィシャルのペースを推理しながら進む。

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第2チェックポイントにて。
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さぁーて次はどんな風に走りましょうかねぇ?そんな相談をしているのかもしれない、、、。
CB125ジョージアさんは初日2位。
ジョージアさんはシルバーさんのペースをかなり意識していたとの事。

E58699E79C9F-21.jpgラリー仕様のゴリラタンクはお馴染みS藤さんのSL90、エンジンパワーアップに足回りも十分に強化、しかし激しい走りにエンジンが悲鳴を上げる?

3区目になってようやく雨が上がり陽射しも出る様になった。
この区間は磐梯吾妻スカイラインの絶景を眺める事が出来たが、どこで写真を撮ろうか考えているうちに通り過ぎるという失態をやらかしてしまった。

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絶景を通り越して少し走ったところでシルバーさんがヒューズ切れで停車していた。

そういえばCONDORにどんなヒューズが付いているか見ていないなぁと思いつつ、先に進む事にした。
磐梯吾妻スカイラインを抜けたあとに福島西部広域農道へ右折、国道115左折し、すぐ右の昼食場所まで。
この辺りがちょっと複雑でウロウロしていると旅ガラスさんが見えたが、曲がって行った方向がどうも違うような気がした。
そのあとやって来たシルバーさんと、旅ガラスさんが左折して行った場所を直進しそのまま昼食場所に向かった。

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昼食場所福島県福島市味処こけしの里にて。
暫くして到着した旅ガラスさん「僕は真面目に走ってるんですけどね?」と、昨年とは勝手が違う様子。
昼食は海鮮丼に蕎麦の組み合わせ、週末の昼食時店は賑わっていた。

お腹が一杯になったところで午後の競技スタート
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「ずっと?キロ巡航で行きますからねぇ?」と怪しげな情報で撹乱作戦?をするI高氏とCB250RS、初日に区間賞を獲得しもう十分満足な様子。
同じくオフィシャルのK嶋さんはI高氏に付いていけるかどうかやや緊張??

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四区チェックポイント道の駅七が宿にて。

五区はジョージアさんと先行オフィシャルだった。
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最終区
先行オフィシャルはシルバーさんと一文字さん。
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ラリーは先行オフィシャルがポイントと決めた場所がポイントになる訳で(当然常識の範囲では有るけれど、)思いもかけない場所でポイントになっていたりする事がある。
何十年もラリーに参加のベテラン勢はすぐさま先行オフィシャルが何かやるだろうと予測をした。
何かをするには最終区はもってこいの条件で、その予測は的中する。

国287直進、羽前小松駅前交差点を県8右折、道なりで県4となり、国121右折、県333交差点まで。
国道121を右折すると道の駅田沢の看板が見えて、や?な予感がするなと思ってカーブを曲がるとそこにポイントが出来ていた!
これはコース全体の3分の2位の地点だろうか?
皆一様にやられた?と思ったに違いない。

2日間12区間の競技が終了した。
優勝は初日からトップのシルバーさんとCL72
2位、ジョージアさんとCB125
3位、I高さんとCB250RS

残念ながらレポーターは宿に戻って結果発表後に本隊を離れて帰宅となったので、3日目のレポートが無い。
ラリーを通しての詳細はシルバーさんのブログにも出ていますのでご覧下さい!

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