2021 スーパーラウンドツーリング Vol3(ショートコメント前編)

今日はいよいよ、竜飛岬へ着く日です。

朝から色々な出来事があります。

昨晩の結果発表ま、よもやのベスパ暫定1位。 さてこの先どーなるんでしょう。

もしここまでドカティで来ていればオイル交換となっていたのですが、CB125Rには関係ない話です。身支度を整えてご飯を頂いて、キーを入れれば何事もなくエンジンがかかる幸せ。物足りないと言えば物足りない。(僕も朝から右往左往したい)

なに???

バイクが好調なら、部品が地面に落ちて探す必要もありません。

「これかな?」 、、「 いや、それゴミっすね。」

今回は(?)しぶとく止まらずに走ってるベスパ。

トランポの運転者は、スーパーラウンド結団式の時にくじ引きで決まっています。 スーパーラウンドの結団式と言うのは、スタートの約2週間か3週間前にクラブハウスなどに集まってルートの発表、フロントオフィシャル、リアオフィシャル、トランポの運転する日、泊まる部屋までを1回のくじで決めます。そしてスーパーラウンドの期間中の朝昼晩のご飯代まで含む参加費を全額支払います。だからスーパーラウンドが始まると必要なのはガソリン代だけ。

ご飯のメニューも決まっているので、あとは走るだけ! 

黄色のTシャツ、マイヨジョーヌ。グレーのポロは今回の参加賞。

各区間の1位を取ると、区間賞Tシャツがもらえます、そして1日通しての1位は黄色いTシャツ。スーパーラウンドも折り返しに入ってくると「あれ? 今回まだ区間賞取ってない、、、(汗)」と言う気持ちがどこからともなく湧いてきます、逆に1枚でも取っているとなんと気が楽な事か!  3日目くらいだと、「あれ?まだ取ってないの~?」 とか「何枚取れた?」などと気軽に話せますが最終日になると、取った人は優越感を感じ取れてない人へ哀れみの目を向け、取れてない人は、、、、目が△に。

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ひたすら走ります。

貸し切り、なんと気持ちがいい事か!。
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スーパーラウンドは区間賞をたくさん取って、マイヨジョーヌをゲットして、総合優勝を狙う、だけではありません。ルートの選定が素晴らしく、1時間信号なし、1時間ずっと峠道、思わず止まりたくなる景色(止まれませんが、、、) などなど走りながら感動しつつバイクを走らせます。

毎年、よくこんなルートを見つけてきたな、、、と思います、大規模林道、農免道路、広域農道、各県道、市道がその大部分で3桁国道でさえ稀。 単独であれば速度も上がってしまいがちですがスーパーラウンドはルール、車両的にも制限速度程度で走らないと面白くない。「法定速度を守りましょう」と言われても個人個人いろいろな考えがあるでしょうが、スーパーラウンドで勝つ為にとなれば話は別です。(よく考えられたレギュレーション!)

竜飛岬まで来れました! ここか~ と 言ってる間もなく次の区間の準備です、ナビをセットし直したり、フロントオフィシャルが誰なのか確認して早めに出るか、定刻で出るか考えます。ガソリンは自分が競技者の時だけ入れらます(フロントオフィシャルの時は不可)。CB125Rは満タンで400kmくらいは走れるので1日1回入れておけば大丈夫、だから遅めの走りをする(だろう)フロントオフィシャルの区間でガソリンは入れたい、、など考えてると時間はあっという間に過ぎていきます。

(後編へ続く)