U125ラリー2025 リポート①

令和7年10月10日(金)~12日(日)の2泊3日の日程でU125(原付ナンバー限定)ラリーが行われ、茨城~埼玉~群馬~長野~新潟~福島~栃木を突っ走ってまいりました。

僕は前日にジョージアさんと一文字さんの3人で集合場所の道の駅さかい近くの宿に前泊をしました。グルッポの昔話を聞いて楽しく、ジョージアさんの仕事の話を聞いて今後の糧にと充実した時間を過ごせました。

道の駅さかいには集合時間の30分前には既にほとんどの参加者の方が集まっていました。

天気も良く、寒くないので絶好のラリー日和となりました。

出発時間は8時30分でしたが、全員揃っているしできるだけ余裕をもって進行したいということで少し早めに幹事の方からの挨拶と説明がありました。

前回のプリスーパーラウンドラリーから今までのバーコードでのタイム計測からQRコードでのタイム計測に替わり、担当の方から使い方の説明がありました。

操作はとても簡単で素早くタイム計測ができるので開発したグルッポメンバーの技術力の高さは流石です。

利根川沿いを上るように群馬県前橋市まで2区間の競技を重ね、昼食場所に到着です。

僕が前橋で仕事をする時にいつも利用している市場食堂さんです。

ショーケースに並べられた刺身の各種や焼き魚、フライなどを自由にとって食べられるスタイルの食堂ですが今回は時間の関係で海鮮丼で統一です。

こちらの海鮮丼も人気メニューでマグロをはじめネタも新鮮で大きく、酢飯がとてもやさしい味付けで刺身にとてもマッチしています。

市場食堂さんは13時閉店なので先を急いだばっかりに出発前の集合写真を撮り忘れてしまったのでここで1日目の集合写真をパチリ。

上武道路から箕郷、榛名南麓広域農道~国18碓氷バイパスを経由して軽井沢のコンビニのポイントでちょっとした出会いがありました。

僕はリアオフィシャルだったので最後にコンビニへ入ると一人の自転車に乗った少年がいました。その少年は15人で走っている大人達に臆することなくバイクを眺めていたので『バイク好きなの?』と声をかけたら『好きだ』と答えました。僕のバイクに興味がありそうだったので跨ってエンジンのかけ方を教えて自分で始動したらなかなか上手なスナップをみせていました。

彼が『ホンダばっかだね』というのでスズキを見せつけてあげました。

オーナーのおじいちゃんとその孫になってしまいました。

Uさんとお父さんが乗っているらしいナローポルシェのオーナー談義を普通にしています。

軽井沢から明るいうちに1日目の宿泊場所である大田区休暇村とうぶに到着できました。

建物がとても素晴らしく先日閉幕してしまった大屋根リングのような造りをしていました。内側のラベンダー畑や芝を中心とした庭が綺麗に手入れされていました。

夕飯も写真の他にメインの牛ロース肉のカツレツとライスお替り自由で大満足でした。

最終区で一文字さんのミニトレがパンクしてしまいました。

トランポに乗せてその足でタイヤチューブが調達できたので夕食後に手の空いている方達で交換をしました。こういうのもラリーの醍醐味の一つですね。

翌朝、空を見上げると青い空は見えませんが厚い雲や薄い雲が重なってそれでも何とか持ちそうな雰囲気に見えました。

朝食後、ホテル内に大きな階段があったのでそこを利用して内閣が誕生した時に撮るような感じで全員参加賞Tシャツを着て写真撮影をしました。

グルッポ内閣誕生です(笑)

最前列真ん中が1日目の暫定1位、左右がそれぞれ2位3位です。

出発前には早朝の期待をばっさりと断ち切る雨模様となっていました。まぁ予報では雨のようでしたが。

菅平を越えて須坂市のコンビニまで来ると雨は止んでいました。

須坂~北信濃くだもの街道~中野~木島平~栄村~十日町で昼ご飯です。

十日町でお昼と言えばへぎそばです。

春日屋さんは以前も利用させていただき安定の美味しさです。

お腹一杯で大満足です。

十日町から国252を経由して越後堀之内駅までは本降りの雨の中での走行でした。しかし貸し切りのような道路で雨でも熱い走りができました。

人間もバイクも屋根のある場所で雨宿りです。

近くのスタンドでガソリンを入れていたらジョージアさんにテールランプが落ちそうだと教えてくれました。雨中の走行が熱すぎました。結束バンドで事なきを得ました。

2日目5区から最終6区は国道352号線を通るルートです。

このルートは僕がグルッポで初めてのスーパーラウンドラリーの時に2回ガス欠になってトランポに回収されてみんなに迷惑をかけた思い出深いルートなので何としても自走で走破したかったのです。そして今年の9月下旬まで災害で通行止だったので当日までヤキモキしていました。

5区のポイントである枝折峠駐車場までの道のりは雄大な景色が広がり走ってきた道のガードレールが遥彼方まで見えていました。

道は少し濡れていましたが雨が降る気配はなかったので少し安心しました。

最終6区は宿まで約60キロの道のりです。

最終区は352号一本道だと思っていたら丁字路になっていて細い道の方へ右折したら行き止まりになっていたので急いで引き返しました。

気持ちは慌てていますが、道はそんなに飛ばせるような道ではありませんし景色がとにかく良かったのでしっかりと目に焼き付けながら走りました。

奥只見ダムを右に左に見ながらず~~~~~~っと走ります。

国352を走ったことがある方は山からの水があちこちに流れていると言っていて僕もそのような印象がありました。そして当日まで雨が降っていたのでどんなものかと思っていましたがそれほどでもありませんでした。

それよりもいい加減走ったと思っていたら標識に(桧枝岐46㎞)とあったので気持ちが折れそうになりました。

県境を越える前に最後尾のトランポに何とか追いついて走行のトラブルがあってもすぐに助けてもらえる環境になったのでホッとしました。

県境を越えて福島県に入るとだんだんと暗くなってきて濡れた路面があまり良く見えなかったのでトランポに先に行ってもらいテールランプを見ながら走り17時半頃二日目の宿に到着しました。

ホテルの方の計らいで夕食の時間を30分遅らせてもらえたので温泉にゆっくり入って夕食をいただきました。

夕食は地元の食材を使った山人(ヤモード)料理を堪能しました。

裁ちそば、はっとう、天然サンショウウオの天ぷら美味しかったです。