縁あって、手元にあるタイプライターです。1965年頃の製品、バイクでいうとW1が新車で販売されている頃にこのタイプライターも新品で売られていたはずです。(裏ブタを開けると旧車と同じ匂いがします。)
機構は1960年代のタイプライターとなんら変わらないので、耐久性や経済性を高めて外装を金属からプラスティックへ変更させて軽量化を図っている感じです。このオリベッティは使わずに放置されていた為に油分が飛んで動きに支障が出ています。WDや556を使いたくなるところですが、ちょっとした抵抗が不調の原因になりがちなのでミシン油で清掃です。使った形跡はないので機構的には問題ないと思います。
バイクの修理が暑くてする気が起きない時、室内でしこしことタイプライターの修理も楽しいかも知れません、意外と安く手に入ります。