2014年5月16日~18日 第2回U-125ラリー

去る5月16日から3日間の日程で市区町村ナンバー限定のラリー競技である、U-125ラリーが行われました。

U-125ラリーはGRUPPO R.S.夏の大イベントであるスーパーラウンドラリーと同じような競技方法で多少ルールを緩やかにしている感じです。

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絶好の青空に恵まれて、第一集合場所である道の駅さかいには7人の参加者が集まりました。

第二集合場所の道の駅いちごの里よしみまではフリー走行です。

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ここで合計11人が集合し、本日の宿泊場所である鹿教湯温泉までの5区間に分けて競技をスタートします。
その前に、くじ引きでオフィシャルと競技者の分担と簡単な打ち合わせをします。

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この日の全員+途中までお見送りの一文字さんと共に写真を撮ってからラリーのスタートです。

GRUPPO R.S.のラリー競技とは決められた目的地(ポイント)まで一番早く到着した者が勝者、というのではなくオフシャルと呼ばれる二人組のライダーが最初にポイントに向けてスタートします。その15分後に競技者がスタートするわけですがオフィシャルがポイントに到着するまでにかかった時間に一番近かった競技者が勝者となります。二人のオフシャルの走り方や道路の状況を推理しながら走らないと競技者はなかなか勝つことができません。

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最初のポイントである道の駅おがわまちには皆順調に到着したようです。
平日の午前中ということもあり私たち以外にはほとんど誰もいませんでした。

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第二区は昼食場所である小鹿野までで、わらじかつ丼をいただきました。

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第三区は道の駅上野までです。
この辺りから信号の少ない道となり、走りも快適になりました。

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写真は最終第五区を全員無事に走りきって宿に到着していますが、第四区で国道が通行止めとなっていて迂回路を通るルートに変更になったためミスコースをする競技者が数人いました。

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温泉でこの日の疲れを癒した後は、豪華な食事とこの日の第四区での波乱の出来事の一部始終に全員で大笑いしながら夜の宴は過ぎていくのでした。

明けて、5月17日。
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一日目総合一位のMさんは途中でマフラーのフランジを固定するナットを落としてしまい、朝から手持ちのナット数種類を見比べながら修理していました。

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第一区。フロントのオフィシャルがスタートしてから15分後、競技者が続々とスタートしていきます。

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第二区のフロントオフィシャルであるキングがポイントを通り越して三区のポイントである昼食場所まで走っていました。
余程長野県内の道が走りやすかったのだと思われます。

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昼ご飯は戸隠そばと沢山の山菜料理です。
そばの風味を引き立てる薄味のつけダレで次回は家族にもご馳走してあげようと思いました。

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戸隠から鬼無里を越えて白馬の道の駅に到着しました。
北アルプスにはまだたっぷりと残雪があり、そこから吹きつける風はとても冷たかったです。

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第五区は安曇野市のスイス村まで。
フロントオフィシャルがミスコースをしてしまい競技者の方が先にポイントに到着するというハプニングがあり、競技が不成立となりました。
総合タイムの帳尻を合わせながら走っている競技者にとっては競技不成立は痛手となることもあります。逆にこの競技不成立によってほくそ笑む競技者もいるはずです。それはその日の夜結果が出るまでわかりません。

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最終第六区、スイス村から青木村を経由して宿泊場所の鹿教湯温泉までです。
途中の県道は対向車が全く来ない獣道に毛が生えたような道でいつ行き止まりになってしまうのか不安に駆られながら走りました。峠を越えて小さな集落が見えた時には安堵感と達成感に包まれました。
そんな中、CB90改がパンク!!
前を走る競技者が気がついて、宿からレスキューに向かおうとしていたちょうどその時、自力で帰還しました。
あの道を知っている分、皆帰還を驚きと喜びで迎えました。

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温泉で疲れを癒して夕飯です。
波乱の二日目でしたが、夕飯になればその全てが話題と笑いに包まれます。

(2014年U-125ラリー結果)
1位 旅がらS  CL90  二度の競技不成立が功を奏しました。
2位 ジョージア  CB125JX改
3位 キングオブキング  XL125パリダカ

5月18日
二日目まででラリーの結果は出てしまっていますが、この日の昼食までの二区間を前日まで競技が成立しなかった区間賞をかけて急遽競技が行われることになりました。
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これまで区間賞を獲得できなかった方が3名いました。それ以外の参加者は既に帰宅モードになっているのか全体的にのんびりとした雰囲気です。
この日も気温が上がりそうな綺麗な青空が広がっています。

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今回の優勝車両CL90とCT110。
参加者中の小排気量車で決して早い車両ではありませんが、毎回元気な走りをしています。
レポーターはCL90オーナーですがU-125に参加する度に車両への愛着が湧いていきます。

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長野原草津口界隈で昼食をとり、赤城山の麓を快走して解散場所である道の駅赤城の恵に到着しました。
ここから自宅まではまだまだ100キロ以上の道のりがありますが、無事に第二回U-125 ラリーは終えることができました。

次回は10月初旬に一泊二日の日程で行われます。
興味がある方や参加してみたい方はお気軽にグルッポ役員にお問い合わせください。

(リンク)
シルバーさんのブログ  『走る銀色の矢』

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