スーパーラウンドラリー2024 リポート②

さくら荘のロビーには横手地方の方言の番付表がありました。

東北地方の方言は人によってはホント何を言っているのかわからないですが何か人としての温かみを感じられるんですよね。

ロクリンセイカツさんは奥様へのお土産を物色中。

これはチョット冷蔵庫ではなくクローゼットをバターーーーン‼と閉められるのではないでしょうか。

この日はスポット参加でウェディさんがBMW K75Sで千葉県からやって来ました。この日一日ラリー競技をして一泊してから兄弟で待ち合わせをしてツーリングをして帰られました。

2日目第1区は宿から西和賀町の産直生産組合里の恵まで。

初日は全体的にペースが遅かったのでこの日の競技者は全体的にペースが速くこの区間のフロントオフィシャル担当だった僕はポイントについて一息つくまでもなく競技者がやって来ました。

店内には地元のお母さん達が作った草団子やワラビのおひたしなどが沢山売られていました。

第3区は国道396号を経由して道の駅遠野風の丘まで。

国道396号は道幅が広く路面も整備されていてとても走りやすかったです。地元の方たちも登坂車線を使って譲ったり譲られたりしながら自分の走りやすい速度域で走っていました。

2日目のお昼ご飯。バランスの取れた美味しいお食事でした。

遠く岩手県で同郷のバイクと出会いました。僕は飯田市、彼は塩尻市と実際は離れた距離ではありますが偶然の出会いに思わず待ち伏せして話しかけてしまいました。

第5区では八戸川内大規模林道~龍泉洞を経由して岩泉のコンビニまでの予定でした。

大規模林道の道は僕達のために掃除してくれたような綺麗さでフロントオフィシャルの走りを考えて走ることを忘れてしまいました。

去年の僕は転倒してこのルートを通った時はヘッドライトが点かず途中の長いトンネルで平衡感覚が保てずに怖い思いをしましたが今回はヘッドライトも転倒してトンネル内も少し明かりが点いていたので安心して走ることができました。

この区間は途中の国道340号で速度の取り締まりをやっているような状況をフロントオフィシャルが発見したので気を利かせてその手前をポイントにしてくれました。

本来のポイントであるコンビニまではフリー走行となりました。

全員が到着した頃にジョージアさんが『このコンビニ来た記憶ない?』と言われてみんな『????』でしたが、数年前にキングのシフトステーが振動で破断して向かい側の赤い屋根の自動車工場で溶接をしてもらった時のポイントだった思い出の場所でした。

最終6区は思い出のコンビニから県道44号を突っ走りこの日の宿泊場所である国民宿舎えぼし荘まで。

この区間僕はモトビ175のトラさんとフロントオフィシャルでした。1日目から結構良い走りをしていてそれも速いタイムで走っているので壊れるのも時間の問題かと思っていましたがいつまでもその走りを継続していました。ほぼレッドゾーンで走っていたそうです。このような走りを見せられると僕の今回のドゥカティのような余裕のある走りも良いですが目一杯エンジンを回す走りも魅力的に感じてしまいました。

えぼし荘での夕食は海の幸たっぷりでお腹一杯になりました。

次の日の朝、えぼし荘から望む太平洋の朝日は3日目の走りも楽しいものになると予感させてくれるものでした。

シングルドゥカティもキラキラ輝いていました。