イタリアンクラシックモーターサイクルミーティング リポート

令和6年5月19日(日)今までのシングルドカティミーティングからもう少し門戸を広げて1975年までにイタリアで製造されたバイクが集うICMM(イタリアンクラシックモーターサイクルミーティング)を行いました。

午前10時にクラブハウスに集合して40キロ弱のツーリングを行いながらミーティング場所へ向かいます。

いつものドカシングルばかりではなくアエルマッキ、ベスパ、モトビなどバリエーション豊かなイタリアンが集まりました。

クラブハウスに集まった方々は受付を済ませて出発時間が来たら集合写真を撮ってショートツーリングに出発です。

ミーティング場所は農園レストランTAKO・HISTORIA 871です。

イタリアンは華やかでイイですねぇ~~。思わず見惚れてしまいます。

みまさんのMVアグスタ150はバイクのデザインは言うまでもなく素晴らしく、みまさんとのバランスもとれていて乗っている姿はとてもカッコイイのです。彼女のようなイタリアンライダーは世の中には何人もいると思いますが出会ったことがないのでこのようなミーティングに是非とも参加していただければと思います。なかなか難しいとは思いますが。。。。(苦笑)

最近気になるドゥカティのシルバーショットガンは5台参加されていました。

製造されていた期間が短いそうですが、イタリアン全般にフレーム、エンジン、フォーク、リム、ハブなど各メーカーからそれぞれ部品を集めて一台を組み立てているので各バイクに微妙に違いがありどれが正解とか野暮ったいことではなくその歴史や背景を思い浮かべながら話をするのがとても楽しいひと時です。

こちらのレストランはイタリアン料理がメインで僕はいつもクワトロフォルマッジを注文します。ハチミツをたっぷりかけると絶品です。僕はここでクワトロフォルマッジを知ってから各所のイタリア料理店へ行ったらメニューにあれば必ず注文するようになりました。もちろんハチミツトッピングです。各店舗でそれぞれの美味しさがあります。

もう一枚ピザを食べたかったのですが、食べていたらミーティングが終わってしまうので気になったバイクを見ました。

トラさんのモトビ200です。トラさんはグルッポのイベントやツーリングでいつも違う珍しいバイクで登場します。イタリアンには珍しいブリティッシュグリーン(と言っても良いのか?)が鮮やかでした。

2ストローク2気筒シングルキャブ。全体写真を撮り忘れてしまいましたがモトビらしさ全開の素晴らしいバイクでした。

M﨑さんの1972年ベスパP125。

このベスパは混合式で分離式になってもデザインがあまり変わらないのがベスパの良さだと思います。

ホイールや携行缶にM﨑さんらしいカスタマイズが施されています。キャリアや風防はベスパ純正だそうです。このようなパーツが充実しているのもベスパの魅力だと思います。

タンデムステップかと思ったらこれもベスパ純正パーツだそうです。フットレスト的なものだったように思います。

この日は夜遅くから雨が降るかも、と言われていましたがイタリアン談義に花が咲いているところに2、3粒雨が落ちて来たら皆さん途端にヘルメットを被って帰り支度を始めたので集合写真を撮るのに急いでヘルメットを脱いでもらい写真を撮ってから三々五々の解散となりました。

K又さんのドゥカティMk3、アラタさんのモトビ125、みまさんのMVアグスタ150、ユーロカフェさんのシルバーショットガン、僕のアエルマッキとICMが凝縮された5台でクラブハウスに戻りました。

僕は久しぶりにアエルマッキでツーリングをしました。

シルバーショットガンの完成されたクリップオンハンドルの角度やライディングポジションに慣れてきてしまうと椅子に座っているようなマッキのポジションや皮一枚のシートは流石にプアな感じがしますが僕にとってはイタリアンの原点であり小気味良いサウンドや軽快な走りは乗っていてとても楽しいのです。何年か先の第40回のスーパーラウンドラリーには是非ともこのアラベルデで参加したいと思いました。

ICMMに参加された皆様。お世話になりました。ありがとうございました。

イタリアンバイクに興味や関心のある方はぜひグルッポのラウンドツーリングやクラブハウスにお気軽にお越し下さい。何かしらのイタリアンバイクや生き字引のような元老院の方々が沢山いらっしゃいます。