2016年 第4回シングルドカティラリー

posted by (C)arata

10月2週目に行われた第4回シングルドカティラリーです。
走行イベントとなるとやや尻込みされる方が多いようで、参加メンバーもいつもと同じ顔ぶれとなりましたが、
今回はイベント参加を楽しみにされていた初参加の方を合わせて13名が集まりました。

シングルドカと銘打ってはありますが、興味のある方であればどなたでも参加できる、
決して敷居の高くはないイベントでありまして、13台のうち11台がドカティの単気筒バイク。
このクラブにいるともはや珍しいバイクではありませんが、10数台も集まるとやはり圧巻です。

10月2週目の土曜日、羽生のファミリーレストランに集合、昼食の後先行オフィシャルがスタートして競技が開始されます。
夏のラリーほどハードなものではなく、スタート地点から、ゴールの宿までの約150キロを3区間に分けて競技区間とし、
先行オフィシャルが走った時間と同じ時間を予測して走るお馴染みのルール。
早すぎても遅すぎてもダメ、決してスピードを競うものではないのですが、
ひとたび仲間と走り出し、ワインディングに差し掛かるとそこそこのペースになってしまいます。
今では一部騒音になってしまう賑やかなマフラーのサウンドは、好きな者にしかわからない心地よさを与えてくれ、
競技を忘れ、ひたすら走る事に没頭してしまうのです。


第1区 埼玉県羽生市東7丁目4 ~ 児玉郡上里町大字長浜  約45キロ

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第1区チェックポイントにて、
昼食時くじ引きで決められた先行オフィシャルのU代さんとイエローデスモ、競技者の到着を待つ

到着後早いと5分ほどで競技者がやってくる。
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夏から導入されたバーコード読み取り機によるタイムチェック
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バーコードの導入により、後のタイム確認が正確に迅速に行えるようになった。

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続々と競技者がやってきます。
赤のダイアナは今回初めて参加された、Wさん。


第2区 埼玉県児玉郡上里町大字長浜 ~ 群馬県安中市松井田町五料 約39キロ

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第2区先行オフィシャルのG藤さんとテツのエリート。
G藤さんとドカシングルというのはなかなか新鮮です、さすがに寒いのでタンクトップではありません。

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先行オフィシャルスタート後10分から競技者はスタートできます。

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スタートまで歓談タイムです。

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スタートを待つ間には写真では伝えられない、面白いやり取りがあったりします。
搭載したバイクのナビゲーションが不調でやや不安げなキングと、その様子を見て「なんかいつもより小さくなってない?」と茶化すギラギラさん。

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10分が経過しました、早めの出発でゆっくり走る作戦、15分後のスタートでオフィシャルのタイムを予測する作戦、走り方は自由です。

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2区は競技区間中で地元お祭りが開催され、途中で通行止になっていました。
ルート制作は膨大な量の情報検索が必要で、流石に全ての情報を拾うことは難しい作業であります。
ただこうしたイレギュラーがあるからこそ、ゲームが予測できない面白いものになるのです。
果たしてこの区間の区間賞は誰がゲットしたのでしょうか??


第3区 群馬県安中市松井田町五料 ~ 高崎市倉渕町川浦 約59キロ

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最終区は2区の競技区間が通行止で途中で終わった為、実際には70キロ程走る事になったでしょうか?
祭りを迂回する事になりますが、途中でルートがわからなくなったりして混乱しました。
ちゃんと地図を見ていればそんな事も起きないのでしょうが、便利なナビには咄嗟に対応できない落とし穴があったりします。

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ドカティ単気筒はリッターあたり20?25は走るでしょうか?
給油のタイミングも大切です。

特に大きなトラブルもなく全てのバイクが宿に到着しました。
一風呂浴びてサッパリした後は楽しい夕食となります。
夕食後今回の競技結果発表となりますが、区間賞を取っても上位に入賞する事はなく、
また区間賞を取っても3位までという結果になりました。

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3位マッドデューク ヴェスパ

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2位テツ エリート

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優勝キングオブキング イエローデスモ

シングルドカティラリーの結果をもって、年間の全ての競技結果の合計獲得ポイントで決まる、グランドチャンピオンが決定します。
今回は最年長のI藤さんとS藤さんが1ポイント差で競り合う状況となっておりましたが、結局I藤さんが逃げ切り2016年度のグランドチャンピオンとなりました。

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翌朝はゆっくりめのスタートで、記念撮影後宿にて解散となりました。

参加の皆様ありがとうございました。
コース製作諸々担当の皆様、お疲れ様でした。
今回の参加賞は来月初旬に完成予定です、もうしばしお待ちください。