2018年 SINGLE DUCATI RALLY

11月2日、一泊二日の日程でシングルドカティラリーが行われました。
今回のラリーはスタートとゴールを宿泊場所となる茨城県のレイクエコーとし、
北浦を中心とした外周約100キロを4区間に分けて競技が行われました。
ラリーになってから5回目となる今回、参加者が初めて20名を超え、初参加の方もあり、盛況となりました。
IMG_3845.jpg

毎度のことですが、シングルドカティラリーと銘打ってはいても、シングルドカに興味があれば参加バイクはなんでもOK。
今回参加23台のうち、シングルドカは18台。
生産されて間も無く50年になろうとするバイク達、ずらっと集まるとさすがに圧巻です。
IMG_3814.jpg

当日は穏やかな陽気となり、絶好のラリー日和となりました。
レイクエコーにてランチをしながらブリーフィング。
オフィシャルを決めるくじ引きを行います。
競技のルールはいつもと同じで、参加者自身がオフィシャルになるスタイルは不変です。

IMG_3847.jpg

IMG_3852.jpg
13時30分、3台の先行オフィシャルがスタートして、いよいよ競技が始まりました。

前回行われた市区町村ラリーに続きベスパP125で参加のレポーターは、ドカティでの参加ではないため、勝負を捨て、とにかく写真を撮ることに専念しようと決めていました。
コースを走りながら絵になりそうな場所を探すので、先行オフィシャルスタート後、規定内5分の早めのスタートを切ります。


1区はレイクエコーを出発し、北浦大橋を通過、その後北浦を右手に見ながら南下し鹿島バイパスを北上します。
この日は鹿島サッカースタジアムで試合があったため、スタジアム前の道路は結構な渋滞が起きていました。

走行距離が4万キロを超えるP125は、パワーの美味しいところは既に失われ、どんなに頑張ってもメーター読み80キロで頭打ち、長い登りではみるみるスピードが落ちていき、自動車の追い抜きは命がけです。

市区町村後全く乗っていなかったので、途中51号沿いのガソリンスタンドで給油、
ここで後続の競技者に抜いていかれるだろうと思ったのですが、流石にスタートが早かったのでしょう、誰も追いついて来ません。
もうちょい先で写真を撮ろうと思いスタートすると、給油所からわずかのコンビニがポイントになっていてビックリ、先行オフィシャルもビックリするくらいの早さで、ゴールしてしまいました。
結局この区間写真撮れず、、、。

間もなくして、競技者達がゴールしてきます。
IMG_3856.jpg

IMG_3880.jpg

IMG_3883.jpg

IMG_3876.jpg

久々にドカに乗る方もいたりして、わずか20数キロの距離で調子悪くなったり、サイドカバー落っことしちゃったり色々です。IMG_3875.jpg
サイドカバーおっことしちゃったよ???

IMG_3867.jpg火花が弱い???

さらに今回紅一点のモトビで参加の女性がなかなか到着しません。
途中車が多かったので心配しましたが、しばらくして無事に到着しました。
IMG_3909.jpg

1区目ですでにリタイアが出たようで、モトビはコース途中でスタートに引き返す途中のバイクに惑わされてしまった様です。
ちなみにリタイヤは350のイエローデスモ。
色々あります、それがまた楽しいのです、、、。

IMG_3897.jpg
2区の先行オフィシャルはこの3台。
この3台、この3人が、こうして並ぶのを久々に見ました。
ラウンドツーリングに初めて参加した頃は、この3人に憧れ、いろいろなことを真似したものです、感慨深いです。

2区はセブンイレブンをスタートして、県道51号をさらに北上します。

さて先行オフィシャルはこの区間をどれくらいのペースで走ったのでしょうか?
レポーターはやはりオフィシャルスタート後5分で出発。
先ほどの失敗を生かして、なるべく早めに写真を撮るポイントを見つけるようにします。
同じタイミングで出発した黄色いMK3とモトビと暫く一緒に走ります。
モトビ、実に良く走ります。
コンパクトでスラッとした後ろ姿は、ドカの単気筒とはまた違った魅力があります。
というかドカにはこういう繊細なバイクが、、、、ないわけじゃないけど、あっても高すぎて買えないですね。
イタリアの小排気量車はいいですね?、また、一台欲しくなってしまいました、
しかも前日の夜にテレビで見た「紅の豚」が影響し、イタリアのバイクはやっぱり赤だろ!ということで、今まであまり興味がなかった赤いバイクが欲しくなってしまいました、誠に単純な男です。

IMG_3912.jpg

IMG_3917.jpg
2区のチェックポイントにて、先ほどの先行オフィシャルの一台が調子が悪いということでここから宿へ直行です。

IMG_3931.jpg
今回シングルドカでデビューの旅がらすさん、
念願のシングルドカ、その乗り味は如何でしょうか?


3区先行オフィシャルスタート。
やはりここも5分でスタートして、途中で写真を撮りました。
IMG_050.jpg

IMG_0477m.jpg

IMG_0464m.jpg

IMG_0509m.jpg

IMG_046.jpg

IMG_052m.jpg

さて次は宿まで戻る最終区となりますが、この区間はレポーターが先行オフィシャルとなり、イエローデスモとMK3、3台が先行オフィシャルとなり一緒に走ります。

最終区4区のルートです。
道の駅を出て、来たルートを戻り50号右折、ここからは何度か走った馴染みのルートとなります。

道の駅をスタートして、来た道を少し戻り県道50号を右折。
バイクが遅いので全開でひたすら無心で走っていると、途中でMK3が付いてこないことに気づきました。
とりあえず、2台でゴールすれば競技は成立なので、イエローデスモと先を急ぎます。

流石にちょっとペースが早いかなと思いつつ、出る限りのスピードで走り続け、ゴールのレイクエコーに到着。

イエローデスモのMさんは1区でサイドカバーを紛失してしまったので、探しに行ってもらいました。
暫くすると今回競技には参加できなかった、来年はシングルドカオーナーになる予定のM君が赤いベスパで登場。
ベスパ並べて写真撮ったりしてるところへ、続々と競技者がやってきました。
IMG_3950.jpg

IMG_3956.jpg

競技者と一緒にMK3のさんが到着しました。
MK3はスロットルが張り付き気味になって、コントロールが効かなくなったため、途中で停車して復旧作業をしていたそう、、、。

ラリー終了、みなさん宿に入館して、この後は風呂に入って、夕食食べて、楽しい結果発表と進むわけなんですが。
宿に戻ってからの時間が、宿泊イベントの醍醐味です。
事実は小説より奇なりの驚きの結果が出たり、即興の漫才が始まったり、
そして自分が一生懸命遊んだ、一生懸命走ったの結果が出てくるわけです。
良い結果の人も、悪い結果の人も、結果を踏まえて次の目標が出来るわけです。
毎回全てが違うところがラリーの魅力。
だからラリーには、何十年も飽きずに参加してしまうんでしょうね。

で結果はと申しますと、
区間賞は1区、4区と、ラリー初参加の黄色いMK3で参加したYさんが獲得、そのまま優勝かと思われたのですが、
1区はダントツで早くゴールに到着し、3区で区間賞をとった私のvespaP125が、
結果的に4区間総合のトータルタイムでオフィシャルのタイムに一番近く、優勝する事が出来ました。

グルッポに参加して14年目になりますが、賞レースで今まで入賞すらした事がなかったのに、
ドカのイベントでベスパで優勝するとは、それこそ予想もしなかった結果です。
今回はベスパなので、競技は辞退しようと思っていたのですが、
余計なこと言わなくて、良かった???!!!

2位は初参加、期待のドカオーナー、ドカは入手したばかりで現在動かせるように奮闘中です。
今回はクラブマンでの参加でした。
IMG_4001.jpg

3位は念願のドカシングルデビューを果たした、旅ガラスさん、
競技の3区間、全て3位で総合でも3位というサンザンな結果ではありましたが、
恐ろしいですね?ドカでデビュー戦ですよ!
持ってる男はやっぱり違う、今年の夏、限りなく優勝に近い一人でしょう。
(あらゆる女子のチェックも欠かしません!)
IMG_4002.jpg

イエローデスモのサイドカバーは奇跡的に無傷で回収、書ききれないいろいろな事がありましたが、
それぞれの宿題をこなして、また次回に臨んでください。
また一緒に走りましょう!!
IMG_3998_20190130064140af5.jpg

IMG_3999.jpg
参加の皆様、ありがとうございました!

コメント