去る5月25日~27日の日程でU-125ラリーが行われました。
U-125ラリーは春が2泊3日、秋が1泊2日と年2回行われます。競技方法は夏のスーパーラウンドラリーとほぼ同じですので小排気量のバイクをお持ちで遊びながらツーリングを楽しみたいライダーは是非参加してみてはいかがでしょうか?
今回のラリーの出発は道の駅いちごの里よしみから富士山麓を目指します。
春のラリーは長丁場ということでトランスポーターが同行します。
第1区は約50キロ先、飯能市内のコンビニです。
天気にも恵まれ、朝から強い日差しを受けながらの走行となりました。
第2区は約30キロ。奥多摩駅近くの農家ヘムロックさんまでです。
U-125ラリーには125cc以下の車両であれば年式や装備の規定はないので最新のバイクから1960年代のバイクまで同じフィールドでの競技となります。
老夫婦が営む小ぢんまりとした店舗でしたがその分貸し切り状態で気軽にスパイスの効いた美味しいカレーを食べることができました。
スタート時点から吹け上がりがイマイチだったSL90を皆で心配しながら調整しながら進みます。
第4区は約27キロ。御坂トンネルを越えて河口湖手前のコンビニまで。
山梨県に入ってからのルートは名産品のブドウや桃の果樹園の中を走るルートでした。
御坂トンネルを抜けてから見える富士山はやっぱりイイですね。
ただこのポイントから富士山が見えなかったのは残念でした。
第5区は約22キロ。河口湖と西湖を眺めながら鳴沢村の宿まで。
全車無事に到着することができました。
二日目。初日首位のGT80 ミニトレと同じくヤマハSR125。
このSR125のスポークはヤマハの音叉マークをデザインしているそうです。それが純正品というのがとても興味深い車両でした。
第1区約54キロ。精進湖~市川大門~韮崎まで。
富士山麓は比較的爽やかな空気でしたが下界の街に来ると早速暑かったです。
第2区約66キロ。韮崎~信州峠~南相木村~小海駅まで。
県道を上手く乗り継いで車も少なかったので快適に走ることができました。
こちらで昼食となりソースカツ丼をいただきました。
第3区約54キロ。小海駅~十石峠~道の駅オアシスなんもくまで。
参加者には事前にワードによるコース案内とルートラボによるルート案内が渡されるので各自が工夫してナビやコマ地図を作ってわかりづらいコースに対応しています。その辺りがラリー競技の楽しみの一つのように思います。
第4区約25キロ。道の駅~下仁田~松井田駅まで。
最終区に近づくにつれて優勝するために各競技者は考えながら走っていると思われます。
第5区約22キロ。松井田駅~県33号~倉渕村(宿)まで。
2日間で約410キロの行程を全車走りきることができました。
山岳道路メインをほぼ全開で走るU-125ラリーは小排気量車の可能性を発見でき、一度体感するとハマってしまうこと請け合いです。
今回は優勝者にスーパーラウンドラリー同様に赤いTシャツが贈られました。
次回のU-125ラリーは10月に1泊2日で行われます。興味のある方はお気軽にグルッポの役員などにお問い合わせください。
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